フォト
無料ブログはココログ

文化・芸術

2014年11月 7日 (金)

ミュージカル落語「レ・ミゼラブル」with オーケストラ 11/5 19:00〜

@かつしかシンフォニーヒルズ
モーツァルトホール 2階

三遊亭究斗
20人編成オーケストラ+コーラス3人

三遊亭究斗さんは今年真打に昇進された落語家さんです。
元劇団四季で、卒業後、落語家の道に進みましたが、2003〜4年の「レ・ミゼラブル」ではテナルディエを演じられました(その時のお名前は三遊亭亜郎)。

もともと「ミュージカル落語」と銘打って数々の演目を披露していらっしゃいますが、今回は、真打昇進記念スペシャルとして、ところどころ男性1人と女性2人のコーラスの助けを借りつつ、オーケストラの生演奏とのコラボレーションをする試みが行われました。

落語なのでもちろん1人。

ファンテーヌ、エポニーヌのエピソードがまるっと抜けてたり、アンジョルラスも登場しなかったり、「おぉ、ここを端折ったのか」と頭の中で確認しながら、見ていました。

バルジャンの改心、愛に焦点を当てているような構成だったと思います。
ときどき説教臭さというか道徳心に訴えかけすぎかなと気になったりもしたのですが、究斗さんはイジメ撲滅の呼びかけも行っていらっしゃるようなので、そこに起因するものなのでしょうか。
もう少し受け手側に委ねてもいいかもしれませんね。

1幕がプロローグからプリュメ街のシーンまで、2幕がバリケードからフィナーレまでで分けていました。

ミュージカルでは舞台上で説明されない歴史背景や、この時バルジャンやジャベールが何歳だったのかということを落語の中で説明してくれていて、そこはとても興味深かったです。
バルジャンが下水道でマリウスを担いでたのが63歳(定年後!←)、ジャベールが自殺したのは52歳のことだそうで。
来年のレミゼまでに原作をきちんと読みたくなりました。

「ミュージカル」落語というからには、もちろん歌うわけで。
バルジャン、ジャベールの大ナンバー(彼を帰して、星よ、自殺)はもちろん、「対決」やコーラスと一緒に「心は愛に溢れて」「共に飲もう」も。「宿屋の主人」で歌詞が飛んだのはご愛嬌?笑。まさかの本役でやらかしてしまったのにはちょっとビックリ。

カーテンコール(もあったんですよ!笑)でやった、ワンデイモアが白眉の出来でした!
男声パートのメインはほぼ究斗さん1人(バルジャン、ジャベール、マリウス、アンジョルラス、テナルディエ、学生たち)で歌い続け、エポコゼマダムをコーラス2人の女性が担当、男性コーラスの方が1人でハモるという荒技でしたが、喉も開放されたのか、声量もあり素晴らしかったです。

落語の話し声と歌との切り替えは、とても大変だったと思います。

今回だけ1回限りの興行にせず、試行錯誤していく中で、ファンテーヌとエポニーヌのくだりも入るようになるといいなぁ。歌はともかく、落語家さんは老若男女演じ分けますもんね。

その他のカテゴリー