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2018年4月22日 (日)

4/21 中川晃教 Symphonic Concert 2018 Spring has Come

@板橋区立文化会館
1階1列 センターブロック

中川晃教(vo)
高谷光信(指揮) 音屋室内管弦楽団

<1幕>
銀河鉄道999(『銀河鉄道999〜GALAXY OPERA〜』より)
LISTEN

旅人
Stereo Voice
フタツ、ヒトツ Futa-tu, Hito-tu
<2幕>
Ease On Down The Road(『The WIZ』より)
Believe In Yourself (『The WIZ』より)
HOME(『The WIZ』より)
Can’t Take My Eyes Off You(『Jersey Boys』より)
ユーアーザスーパースター
止まらない一秒
相対性理論

I Will Get Your Kiss
僕こそ音楽(『モーツァルト!』より)

人生で初めて東武東上線に乗って人生で初めて板橋区に来たら、初っ端からギャラクシーエクスプレスに乗せられて宇宙に連れて行かれました(笑)
制作発表で披露されたとはいえ、まだ上演していない舞台の劇中曲を1曲目に持ってくるとは!
でも、「今、旅に出る!」という歌詞で終わるこの曲は音楽の旅とも言えるコンサートの始まりにピッタリでした。

『銀河鉄道999』原作者の漫画家・松本零士先生は、板橋区のお隣の練馬区にお住まいで、また、練馬区はアニメの製作会社が多い場所でもあるのだとか。

「銀河鉄道999」はサントリーホールでも聴きましたが、ゴダイゴの「銀河鉄道999」の疾走感を意識した箇所もありつつ、今回もう一度聴いてみて、曲調が何度も変わっていく感じはQUEENの「Bohemian Rhapsody」を思い起こさせるな、とも感じました。

「LISTEN」を2曲目にした理由。
アッキーがMCで、オケのそれぞれの楽器の音が聴けるアレンジの曲だからそれも聴いて欲しいと話してくれました。
アッキーはコンサートで(この曲だけに限らず)歌だけではなく楽器の響きや重なり方も聴いて欲しいと言うことが多いのだけれど、自分の声も楽器、音楽を伝えるための道具だということも言っていて、まさに「音を楽しむ」伝道師なのかもしれません。

日差しが強く初夏のような天気の日でしたが、「春」と「旅人」では、うららかで爽やかな春の空気で客席が満たされました。
特に「旅人」は、オケの演奏で気持ち良さそうに歌うアッキーの歌声が、原曲である「花のワルツ」の踊りたくなるようなメロディーと旅に出る主人公の高揚感を見事に表現していて出色だったと思います。

旅に出ることはステージに立つ自分に必要なことというMCから、先日行ってきたカンボジアの話を少し。
実在したカンボジアの王様を題材にした三島由紀夫の戯曲『癩王のテラス』では、病気を患った王様の精神と肉体の対話が描かれるそうです。人間という1つのものでもあり2つにも分かれる。1つが2つ。2つで1つ。

そんなところから選曲のヒントを思いつくのかという面白さと、「Stereo Voice」と「フタツ、ヒトツ」という曲調でも歌詞の内容でもほぼ正反対の色合いを持つ2曲を並べるという意外性にやられました。

そういえば「フタツ、ヒトツ」では、指揮の高谷さん(通称: ミッツ)が歌詞を口ずさみながらタクトを振っているのが見えました。
冒頭の「999」では、高谷さんがアッキーにメーテルにされかかったり(笑)、アッキーが客席に「ミッツー!」と呼びかけるように要求したり、MCのときにオケの皆さんの反応を見てみたり、(感想は書いていないのですが)昨年のクリスマスツアーのときよりオケとグッと距離が近くなったように感じられたのが嬉しかったです。

2幕は、大好きな『The WIZ』の3曲からスタート。
「Ease On Down The Road」はドロシーとかかしがエメラルドシティに向けて出発する曲なので幕開けに相応しい1曲。アッキーとオケが軽やかに黄色いレンガの道を踊りながら歩いて行く、その周りから観客も参加していつのまにか賑やかな大所帯になっていく映像が思い浮かぶような、とにかく楽しい曲。

「Believe In Yourself」では「自分の心の中にあるものを信じなさい」と力強く歌い上げ、それを受けた「HOME」では大好きな家の存在を再確認する幸せと喜びが感じられました。そして、アッキーのHOMEのひとつには、音楽という世界もあるのだろうと思います。

「Can’t Take My Eyes Off You」はオケとやった中では今回がいちばん自由度(フランキーではなくアッキー本人として歌う)が高かったかな。伸びやかでいて煌びやか。

「この曲(Can’t Take〜)、甥っ子も大好きで歌うと喜ぶですよ」という話から、子どもたちに向けて書いたという「ユーアーザスーパースター」へ。
子どもに伝わるように意識して作られたものは、もちろん大人にも伝わる。大人はかつての子どもなのだから。
「ユーアーザスーパースター」から感じる優しさや肯定感は、きっとそこから生まれているんだろうな。

「止まらない一秒」は直接的に奮い立たせるというより、心の奥の感情を湧き上がらせて挑戦に向かう人に寄り添う曲だと感じました。

「相対性理論」は可愛らしい歌詞が特徴的なダンスミュージック。そのオケアレンジが最高で、人(ナマの楽器演奏)が生み出すグルーヴに、アッキーの身体と声が自然に乗っていくのがよく見えました。客席に座っている自分も踊りたくなるぐらい心地よかったです。

アンコール1曲目はもちろん「I Will Get Your Kiss」。デビュー曲であるのと同時に、アッキーとともに成長・進化していく曲なのだと思います。

アンコール2曲目、コンサートの締めに「僕こそ音楽」のピアノのイントロが流れたときには、客席から「ほぉ…」「わぁ…」という歓声が。
バラエティに富んだセットリストの最後に歌われる「僕こそ音楽」は反則級の確信犯。

オリジナル曲、POPSSIC、ミュージカル曲、さまざまな曲を歌った後にこの曲を持ってこられる自信。その裏に積み重ねてきたもの。それを体感出来るのはアッキーのコンサートならではの醍醐味。


チケットが届いたのは確認していましたが、座席まではしっかり見ておらず、当日朝にまじまじとチケットを見たら最前列だったことに驚きと少しの落胆がありました。
というのも、コンサートのときは、極端な前方席だと音が上を素通りして感じられることが何回かあったので。

しかし、板橋区立文化会館では、一切ストレスなく素晴らしい歌と演奏を堪能することが出来ました。会場と音響スタッフさんの腕に感謝です。
身体も頭も心も幸せいっぱいになりました。

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